まとめ

ジョイボーイの正体

ジョイボーイとは何者なのか、ジョイボーイに関わる情報をまとめていきます。

ジョイボーイとは

  • “空白の100年”と呼ばれる900年前~800年前に実在した地上の人物
  • 魚人島との約束を破った謝罪文を当時の”人魚姫”に宛てた
  • ノア(巨船)を守り続ける約束を魚人たちとしている
  • ラフテルに「とんでもねェ宝」を残した人物
  • ジョイボーイが現れる日までにワノ国を開国しないといけない、といわれている
  • ズニーシャと意思疎通ができる(ズニーシャは仲間)

魚人島編、ロジャーの過去編からの内容です。


引用:ONE PIECE 628話

ネプチューンによると、ジョイボーイとは、”空白の100年”に実在したとされる地上の人物とのことです。

ジョイボーイは魚人島と何らかの約束をしており、それを果たせなかったことで当時の”人魚姫”に

ポーネグリフで謝罪文を宛てています。

その時の約束の詳細は詳しくはわからないそうですが、

「いずれ必ずジョイボーイに代わって約束を果たしに来るものが現れる」と言い伝えられているそうです。

ジョイボーイの由来は?

「想像と幻想の不思議な世界」という本を参考にしているのではないか、と言われています。

ジョイボーイ Joyboy

踊り、唄い、歓呼の声をあげたいという人間の欲求を具現化した西インド諸島の人物。

彼は寒冷地の祭礼に華を添える踊り子の神の親類にあたり、どうやら、初期の奴隷船に乗って西アフリカからカリブ海へ渡ってきたらしい。

ジョイボーイは、人間の抱えるあらゆる欠点や問題を絶えず笑いとばして、思わず引きずり込まれてしまうリズムで太鼓をたたきながら、人間の苦悩をいやしている。

ジョイボーイの音楽を聴いた者は、だれでもそれに合わせて踊ったり歌ったりせずにはいられないようになり、ついには、その肩から絶望という黒いマントを振り落としてしまうのである。

引用:教育社「想像と幻想の不思議な世界」

他にもこの本にはワンピースに関わりそうな内容がありそうということで、

スーパーカミキカンデ【ONE PIECEが大好きな神木】の神木さんがまとめてくれていました!

今高額すぎて買えないので、ご紹介して下さりありがたいです。

ワンピースに関わりそうとピックアップされていたのが、

  • ウラノス
  • アマゾン
  • フォモーリア族
  • ドラム
  • ポセイドン
  • 若返りのリンゴ
  • ロキ
  • ルフ
  • ゴグマゴグ

でした。

詳細は神木さんが動画で説明されていますが、

尾田先生がこちらの本を読まれていたのではと思わされる内容が結構ありました。

ズニーシャはジョイボーイの仲間

ワンピース1040話で、象主(ズニーシャ)がジョイボーイの仲間であることが明かされました。

引用:ONE PIECE 1040話

ズニーシャについてはまた改めてまとめていきます!

ジョイボーイは古代巨人族説

むっくんch*【ワンピース・ロマン考察】で紹介されていた内容です。

ルフィはカイドウにやられ海に落ちたときに、謎の声を使うことでモモの助と会話をしていました。

その際、モモの助は「キィィン」という耳鳴りとともにルフィの声をキャッチしていました。

これはズニーシャの声を受け取る時と同様の表現です。

キィィンという音の共通点は今まで、

  • 海王類の声をルフィが聞いたとき
  • ズニーシャの声をモモの助が聞いたとき
  • ルフィの謎の声をモモの助が聞いたとき

で、内2つは太古の昔から生息する巨大な生物からの声という共通点があります。

ここでは根拠がないので、ルフィが使った謎の声も太古の巨大生物がが発したものとして、

仮定をもとに考察をします。

1042話で、ジョイボーイがズニーシャと仲間であったことが判明しますが、

これはズニーシャと意思の疎通ができたということです。

最初の仮定に立ち戻ると、ジョイボーイは太古の巨大生物が扱う声を操れたのではないか、ということになります。

それはシンプルに考えると、ジョイボーイもまた太古の巨大生物だったのではないか、と考えられます。

また、海底の国リュウグウ王国にはジョイボーイと約束の舟ノアが存在します。

海王類たちはノアを直すには「あの一族の力が必要だがー時代が変わった…」と

修理ができるか不安に感じています。

ノアを直せる一族というのは、シンプルに、巨大なノアを修理するには大きな生物の力が必要なので、

あの一族というのは巨大な生物ではないか、そしてそれがジョイボーイとその一族を指しているのではないか。

そして、海王類がジョイボーイとの約束の舟を身を挺して守ったということは、

ジョイボーイとの約束を守りたいと考えているということ、

つまりジョイボーイと海王類も仲間だったということになります。

ズニーシャとジョイボーイは仲間、海王類とジョイボーイも仲間、ということであれば最初に打ち立てた仮説、

太古の巨大生物が操った言語があるという仮説に近づいていきます。

古代巨人族は作中では、スリラーバークでルフィの影をいれられたオーズと、

頂上戦争でエースを助けに来たリトルオーズJr.です。

オーズは、ルフィの影が話していただけでオーズとして話してはいません。

リトルオーズJr.は現代語を舌たらずな話し方をしていました。

エースはリトルオーズJr.に、大きくて太陽に近いから、という理由で藁でできた帽子をプレゼントしていました。

これは、太陽の神ニカと同じ古代巨人族だから「近い」という伏線ではないか、と。

さらにイム様が保管している巨大な麦わら帽子も、ジョイボーイが古代巨人族であったのならば納得ですし、

フーズ・フーの口から、ゴムゴムの実だけでなく、麦わら帽子についても継承という言葉を使っていたことから、

イム様が保管する麦わら帽子はジョイボーイのものだったのではないでしょうか。

また、ルフィが放ったゴムゴムの九頭蛇(ヒュドラ)という技がありますが、

ヒュドラとはギリシャ神話に登場する蛇の怪物の名前だそうで、

その父と母の名前が明確になっており、父は、テュポーンという巨人の神、

つまりゴムゴムの九頭蛇(ヒュドラ)を放ったルフィはジョイボーイの子孫で巨人の子孫ではないか、

というのがむっくんさんの考察です。

少し気になったのは、

古代巨人族であるリトルオーズJr.の身長は約40mで、エースがプレゼントした帽子のサイズ感を見る限り、

イム様が保管する麦わら帽子は、古代巨人族が被るほど巨大なのかはどうなのだろうと思いました。

古代巨人族って謎が多いので、面白い考察だなーと思いました!

ジョイボーイはDの一族で月の民説

ジョイボーイがDの一族というのは皆さんもなんとなくそうなのでは、と思っているけど根拠がない、

というところだと思います。

ネット上でも、色々予想・考察がありますが、

今回ピックアップしたのはもっちー先生です。

もっちー先生によると、ジョイボーイはDの一族で、月の民ということになりそうです。

”空白の100年”よりさらに前の大昔、資源不足で青色の星に降り立った「月の民」たち。

扉絵で、エネルが見つけた月の壁画から三種類の「月の民」が存在することがわかっています。

高度な技術と知識で都市は繁栄し、「黄金の国」と認識されるまでに至ります。

これがオハラのクローバー博士の言う「巨大な王国」のことであり、

この王国を滅ぼすために「20の国の王」が集結します。

空白の100年に、「巨大な王国」VS「20の国と連合軍」が勃発。

20の国と連合国の数という力の前に、巨大な王国は次第に劣勢になり、

敗北を察した巨大な王国はすべてを未来に託すために準備を整えます。

この時、巨大な王国最後の王になったのが、ジョイボーイです。

ジョイボーイはラフテルに「とんでもねェ」宝を残したことからも、王など宝を残せるような人物と考えてよさそうです。

この流れはDの一族のモデルと言われている「テンプル騎士団」と、その最後の総長である

ジャック・ド・モレー(Jacques de Molay)と完全一致するそうです。

敗北を悟った巨大な王国は「ポーネグリフ」「光月家」「ワンピース」を未来に託します。

ここで巨大な王国は、ワノ国だけでなく、ジャヤも移動させた二手に分かれたと想像できます。

ここもテンプル騎士団オマージュで、最後の総長ジャック・ド・モレー(Jacques de Molay)

を失ったテンプル騎士団の残党たちは、

「石工職人」としてその身を隠す者、

「海賊」として海に出る者、その二手に分かれていき、その設定が採用されていると考えられます。

ワンピースに当てはめると、

ワノ国は、場所を移動し鎖国、身を隠す光月家、ポーネグリフを作れる石工職人。

海賊はラフテルにワンピースを隠し、ポーネグリフを世界中にばらまく、Dの名を持つ海賊たち。

この二手に分かれていきます。

ここまでがもっちー先生の仮説です。

国を移動させたという部分は、オーズの国引き伝説があることから、古代巨人族が移動させたのでは、

と感じました。先ほどのジョイボーイ古代巨人族説からジョイボーイ自身がその可能性もありますし、

あるいは仲間に古代巨人族がいたということも考えられそうです。

ジョイボーイに関する部分のみ抜粋しましたが、もっちー先生の動画はストーリーで語ってくれるので

考察としても面白いですが、普通に物語としてこういう話だったとしたら面白い内容なのでおすすめです。